DIYを通じた住まいのデザインに関する研究(2019年度〜)
昨今、自分に合った暮らしをデザインするためにDIYをやる方が増えています。SNSやインターネットの動画では、既製品にプラスアルファで自分なりの装飾を施すだけでなく、壁紙の交換や造り付けの本棚の設置など、様々なDIYの情報が発信されています。また、賃貸住宅でも「DIY可」の物件が少しずつ増えています。こういったDIYを経験すると、住まいのデザインの能力が開花されると考えています。いわば、人が本来持っているポテンシャルが顕在化するのです。一方で、ありきたりの住まいには飽きているけれども、DIYをするほどでは無いという方も一定数います。その方たちは、「北欧風」「おしゃれなカフェ風」というように、暮らしのシーンをイメージできています。
ものに溢れた現代において、いわゆる素人が住まいのデザインにどれほど参画できるのかを考察する研究です。
【修論】
- コミュニケーションを通じたDIYの支援に関する研究
【卒論】
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DIYerの嗜好を考慮した情報発信の方法に関する研究
- DIYの準備段階における支援方法の類型化に関する研究
- セルフリノベーションの阻害要因に関する研究