リノベーションまちづくり(2013年度〜)
リノベーションまちづくりは、リノベーションスクールというワークショップを契機に始まります。このワークショップは、空き物件のリノベーションを通じた都市再生手法を学び体験する場として2011年に北九州市で始まりました。リノベーション業界のトップランナーたちを講師として迎え、まちにある空き家・空き店舗を題材に実際に事業化することを目的として事業プランを作成する短期集中型のワークショップです。最終日には、その不動産所有者に対して公開プレゼンテーションを行います。江口研究室としては、熱海市で初めて開催された2013年秋のリノベーションスクールに参加しました。熱海でのスクールは今後も継続的に実施する予定です。
主に熱海市において、このリノベーションスクールを通じて実現されたプロジェクトを研究対象に、これからの時代の専門家のありかたや、まちづくりの方法論などを研究しています。
【修論】
- まちづくり会社のスタッフの主体性形成に関する研究 −成長プロセスに着目して−
- 地域に開かれた場における利用者の交流の生まれ方に関する研究 −熱海銀座商店街の二店舗を対象にして−
- コミュニティビジネスに参加する個人の役割形成と契機になる場に関する研究 −熱海でのリノベーションまちづくりを対象として−
- 遊休不動産を活用したコミュニティビジネスの成長過程に関する研究 −熱海市でのリノベーションまちづくりにおける関係者の活動を対象として−
【卒論】
- 商店街における機能混在型まちづくりの戦略に関する研究 −熱海銀座商店街を対象として−
- 関係人口の増加におけるまちやどの効果に関する研究 −熱海のguesthouse MARUYAを対象として−
- 観光客と居住者からみた商店街の魅力に関する研究 −「熱海銀座通り商店街」を対象として−
- 空きスペースの活用に対する別荘所有者の意向に関する研究 −熱海市の別荘地・リゾートマンションを対象として−