木造応急仮設住宅に関する研究(2013年~2014年)

災害時の仮設住宅は、これまでは鉄鋼系プレハブが供給されてきました。東日本大震災では、福島県や岩手県にて工務店などの地域建設事業者により木造の仮設住宅が数多く供給されました。そして、その後の台風などの災害時に木造の仮設住宅が供給されました。木造の仮設住宅は、居住性の向上、地産木材の利用による地元経済への波及効果などが期待されています。

本研究の目的は、地域建設事業者が建設する木造仮設住宅に着目し、供給数に対する資材と人材の調達、施工時の工夫などのなどの地域生産システムに関する考察を行うことです。

【修論】

  • 災害時における木造仮設住宅の供給体制に関する研究